イントロじゃなくてアウトロの良さ
イントロが良い曲!!!みたいなのはよく見るけど、今回はアウトロの良さを何曲か聴いて良さを再確認しようというコーナー。雑談です。
アウトロ、分かるだろうけどとりあえず安心安全のWikiさん載っけときます。
アウトロ(英: Outro)は、音楽用語であり、楽曲の終わりの部分を指す略式の表現である。イントロと対になる単語で、主としてポピュラー音楽の分野で、終結部、終奏、コーダとほぼ同じ意味で使われる。典型的な用法としては、楽曲の構成を、伝統的な表記で導入部-展開部-終結部、もしくは序奏-間奏-終奏(コーダ)などとするところを、イントロ-間奏-アウトロのように表記するものである。
この記事を書こうと思ったきっかけはこれ。
星野源さんの新曲です。
アウトロがとんでもなくカッコいい(3:32~)。楽器隊のやりたい放題がぐわーーーーっと。楽しい。踊れる。踊ろうぜ。
アウトロが良い曲って、正直ぱっと思いつけないものである。有名なものでいうとみんな知ってるビートルズのこれなんかどうだろうか。
「ナナナーナー」って言ってるからこれはアウトロじゃない!サビを繰り返してるだけだ!という方をスルーすれば4:05から約4分間がアウトロということになる。
しかしずっと歌ってられる。素晴らしいアウトロである。サビでもいいや。
後半ポールにダル絡みする酔っ払いのおじちゃんが愛くるしい。
アウトロ良い曲あるある。長い。
さっきのヘイジュードはずっと歌ってるからまだあれだけど、歌がない演奏だけが長々と続けられるのはつまらない、退屈だと感じる。こともあるかもしれない。
それがアウトロなんだろって話なんだけど、長いアウトロを個人的に「余韻系アウトロ」と呼んでいる。筆者はこれが好み。映画でいうエンドロールみたいな。
「早くこの曲終わらねぇかな、、スキップしよ」と少しでも心の中のリトルあなたが思ってしまったら余韻系の良さは分かんないかもしれない。
映画のエンドロール流れてるときに「早くこっから(映画館から)出たい、、」って思ってる人にはエンドロールの良さって分かんないでしょ多分。筆者はすぐ出たい人だけど。次を聴いて判断してくれ。
Oasis - Whatever
日本でやたら人気のあるオアシスの名曲。色んなCMに使われてたからなんとなく聴いたことのある人も多いかと。
3:35~がアウトロになる。そこから約3分間、同じメロディーが続く。バイオリンがふつくしい。
ノエル兄貴はこのMV撮影のときベロベロに酔ってたらしい。たしかにご機嫌だけど。
Weezer - Only In Dreams
4:34~圧巻のアウトロ。ギターが泣いてるってこういうことらしいよ。
もはやアウトロが本編とも言われるファン人気の高い曲。
アジカンさんの後藤さんは運営するレーベルの名前にするほどこの曲が好きらしいし、同じくアジカンさんの喜多さんは「ギタリストとしてこれを目指している」とスぺシャノWeezer特番で言ってたような言ってなかったような。
UNICORN - サービス
ユニコーンから哀愁のアウトロ(3:00~)。
この民生にメロメロになった女の子は数知れず。
フジファブリック - 陽炎
「余韻系」以外の好みアウトロ
余韻系以外(比較的短いもの)にも好きなアウトロがいくつかあるのでそれもご紹介。
水曜日のカンパネラ - マッチ売りの少女
多少血が出るので苦手な方は気を付けて。
3:30~がアウトロ。サックスが良い感じ。
TSUBASA RECORDS (2015-11-11)
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Radiohead - Paranoid Android
そして続いては90年代を代表する名曲。MVはクセが強いので映像はライブのものを(どっちにしろクセが強い)。
5:54~がアウトロ。急に転調してゴリゴリギター。
1.エレアコのアルペジオとカバサ・クラベスなどのパーカッションがかけ合い、ブラジル音楽〜トリップホップ風のグルーヴを醸す第1部
2.転調し、低音リフから歪んだギター(一部7/8拍子とのポリリズム)が活躍するロック色の強い第2部
3.再度転調してテンポを落とし、サンプリングされた低音コーラスを下敷きにトムとエドのツインヴォーカルが繰り広げられる第3部
4.再度転調して歪んだギターが再度奏でられる第4部(第2部のリコール)
Wikiさんより引用。これで見るとアウトロは4である。
Red Hot Chili Peppers - Dani California
3:49~。ギターがかっちょ良いぞ~。
Beatles - The End
このおじいちゃんすげぇよ、、
名盤「アビイロード」の後半メドレーの最後を飾るこの3曲。壮大な「Golden Slumbers」、「Carry That Weight」の後に続く「The End」の後半部を今回はアウトロ扱いとしてますご勘弁。
実質的に本アルバムの収録を以てビートルズは解散したので「ビートルズ最後の曲」と解釈することもできる。短い曲ながらも、リンゴ・スターのドラム・ソロや、ポール・ジョージ・ジョンの3人によるギターソロ・リレーなど、それまでのビートルズにはみられなかった展開。
最後に「結局、あなたが得る愛は、あなたが与える愛(の量)に等しい(And, in the end, the love you take/ Is equal to the love you make.)」というメッセージが歌われる。
Wikiより引用。
最後に歌ってるからアウトロじゃねぇや、ごめん。
最後に
結局いつものパターンで好き放題自分の好きな曲を聴いて終わるという形で申し訳ナス。やっぱり曲を聴いてもらうのが一番なんで。
意外と曲の最後ってあんまり気にしてないような気もするでしょ??イントロドンは簡単でもアウトロドンは難しかったりする。やってみ。多分盛り上がらん。
ということでこれからはアウトロを気にしながら曲を聴いてみてはいかがだろうか。
筆者もパッと思いついた曲しか今回紹介してないので「このアウトロはマジ余韻」とか「この必殺アウトロ知らねぇのかよ」ってのがあったらぜひ教えてください。
↑これもアウトロ良い