やかましい音楽を聴いたことのある曲のカバーで聴き始めようのコーナー
「普段音楽とか何聴いてんの？」
「え？まぁ色々聴いてるよ。。。うん。」
自信をもって自分の音楽の趣味を言えないこの感じ。あるある。
メタルコアをめちゃくちゃ聴いてた時期なんかは特に言いずらかった。
メタラーやコアキッズの大部分は分かってくれるだろうこの気持ち。
我々が好んで聴いているやかましい音楽は世間から冷たい目で見られ、蔑まれていることが分かっているからこうなってしまう。
「スクリームとクリーンが良い塩梅だな」
「ここでブレイクダウンはチャラい」
「あーギターソロ気持ちいい、、」
無理だ、、言えない、、迫害される、、
「Takaカッコいい」「ようぺがマジイケメン」とか言っとかないと話が合わないのだ。悔しい。
日本ではここ数年のラウドロックの急成長によって少しずつ規模や知名度は上がって来ているがそれでもまだまだ世間の目は厳しい。生きにくい世の中である。
そこで今回は少しでもやかましい音楽の名誉を挽回させるために誰もが聴いたことのあるポップソングなどのやかましいカバーを紹介して世の中を変えてやる。
原曲も貼っておくので聴き比べてみたら面白いかも。
Let It Go ～アナと雪の女王～
まずは一世を風味したアナ雪のレリゴー。
これをカバーしたのはフランスのデスコア・メタルコアバンド「Betraying The Martyrs」。温かい目でお願いします。
絶対子供が泣く。
こういうことである。ここでリタイアする人が多いだろう。またのお越しを。
Call Me Maybe - Carly Rae Jepson
これも世界的ヒットナンバー。絶対聴いたことあるやつ。
これをめちゃくちゃにカバーしてしまったのがイタリアのメタルコアバンド「Upon This Dawning」。急にドカンと来るので気を付けて。
ハマる人はハマる。
となりのトトロ ～となりのトトロ～
お馴染みのジブリの代表作から。
これをカバーしたのはイタリアのメロディックデスメタルバンド「Disarmonia Mundi」。ちゃんと日本語でカバーしてる。
ここまで来たら面白い。彼ら本気でやってます。
ちなみにこれスタジオジブリ公式でCD出てます。他のカバーも秀逸なのでぜひ。
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I Knew You Were Trouble - Taylor Swift
原曲をなるべく壊さずうまくカバーしている例もある。例えばテイラースウィフトのこれ。（曲は2分ごろから）
カバーしたのはアメリカのポストハードコアバンド「We Came As Romans」。
どうだ。きれいなカバーだろ。
MVも完全(？)再現
Since U Been Gone - Kelly Clarkson
これをカバーしたのはポップパンク・メタルコアバンド「A Day To Remember」。これも良質なカバー。実力があるバンドは何でもできる。
天城越え - 石川さゆり
ここで趣向を変えてインストカバーに。カバーされるのはこの曲。
カバーしたのはすっかりジャパニーズタレントとなってしまった「Megadeth」の元ギタリスト「マーティー・フリードマン」。
こういうカバーだってある。
Hotel California - Eagles
最近個人的に好きなのが先月公開されたロックの名曲ホテルカリフォルニアのカバー。
カバーしたのはアメリカのポストハードコアバンド「Our Last Night」。
いやぁカッコいい。
おわりに
ということで7曲のカバーソングを紹介したが、どれくらいの人がここまで読んでくれただろうか、、
音楽の趣味趣向は人それぞれであり、それにとやかく言ったって仕方ないんだけどやかましい音楽はこんな楽しいんだってことを伝えたくてこんな記事を書いてみた。
カバーを見て上に挙げたバンドに少しでも興味を持って彼らのオリジナル曲を聴いたりしていただけたら嬉しい限りである。
聴くのをためらってた人もこれを機に開き直って聴いてみてはいかがだろうか。
それではまたの記事で。
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