奥田民生の最高傑作は”野ばら”か”The STANDARD”か
なぜこの2曲なのか。良い質問だ。
ただ好きだからである!!!
タイトルは僕の1年半前のツイートをそのまま使っている。やっとこの話ができる。
奥田民生の最高傑作は「野ばら」か「The STANDARD」か
— ふみたか (@chachataka) 2015年2月26日
まぁ両方とも大名曲なのは確かですよね。
たくさん名曲を世に出している民生先生なので好きな曲は人それぞれだと思うので「ああん?これの方が名曲だろ!」ってのは勘弁してくださいまし。
「さすらい」しか知らない、聴いたことないって人はぜひとも2曲とも聴いていってほしいと思う。人生変わるぞ。
奥田民生は80年代バンドブームを牽引したロックバンドUNICORNのメンバーである。
僕がこの世に生まれ落ちたのがユニコーン解散の2年後、再結成したのが中学2年生の時なので奥田民生っていうと僕らの世代ではソロとしてのイメージの方が若干強い。そんなことないかな、どうなんだろうか。
ではそろそろ本題に。
まずは「野ばら」
普通。確かに普通。淡々な曲である。MVも民生さんがギターを弾くだけのワンショットで何のひねりもない。
でもこの曲死ぬほど好きなんだよね。なんだろう、どう説明したらいいのか。考えてから記事書けよお前。
この力の抜けた感じが「奥田民生」なんだと思う。背伸びしないというか気楽というか。それが凝縮している。でも哀愁がスゴイ。どこから出てくるんだその哀愁は。
雲行きが気になって見ていたら
君んとこは昨日から下り坂
恋人なのか家族なのか友達なのか分からないけど遠くに住んでいる誰かに思いを馳せるという歌である。
天気予報の確率が高まれば
君の機嫌がある程度わかるのだ
と来てからの
と そういうわけには いかないかなあ
いい調子でやってるかなあ
である。ここの良さが分かるだろうか。緩い。それが良い。
そして最後は
机に野ばら 飾って暮らす
たまにサンダーが小雨を降らす
ときにウィンターは 切ないけれど
そばにあんたが いないのだけど
「サンダー」、「ウィンター」、「あんた」で韻を踏んでるんだけど「君」だったのがここで「あんた」呼びになるのにはニヤニヤしてしまう。
- アーティスト: 奥田民生
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
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そして「The STANDARD」
究極のバラードである。サザンオールスターズの「TSUNAMI」を意識して作ったらしい。
この曲はストレートなラブソングである、多分。「ザ!スタンダード!」って言ってるくらいだからそうなんだろう、多分。
民生さんとしては珍しいほどストレートな歌詞なんだけど
裸のあなたを もっともっと知らないと
ならば 何をすればいいかと
もうそれはそれとして 湧きあがる 夢
なんて遊び心も忘れていない流石。
最後のサビでは
あなたを想うと どれほど苦しいと
言えるまでの 愛じゃない と ないと
あなたが いないと 死ぬほど寂しいと
言えるまでの 愛じゃない と ないと ないと
ド直球。でも、「ないと」なんなんだよ!この後に続く言葉が気になって夜も眠れない。
もうそれはそれとして素晴らしい曲である。
個人的に最高傑作だと思ってる大好きな2曲の紹介をしました。
いかがだったであろうか。
結論:どっちも良い曲だなぁ、、選べねぇよ、、